オシ建設カレッジで説明会

オシ建築カレッジにお誘い頂き、学生向けに技能実習と特定技能の説明会を行いました。
学長、先生や進路担当者が我々の話を聞きたいのだろうと思ってオシ建築カレッジに向かいました。オシ建築カレッジに到着して「もう学生たちは集まって説明会の開始を待っています」と告げられ驚きました。どうやら今まで説明会を行った職業訓練校や大学から情報が伝わっていて、説明会をすぐに開ける状態にしてくれていた様でした。
早速、建築分野での技能実習について説明を開始。日本語レベルによって作業、工事工程管理などに分かれるなどを説明しました。

オシ建築カレッジで学生向け説明会
オシ建築カレッジの大会議室に集まった学生たち

建築職業訓練短大なのでガタイの良い屈強そうな男子学生がほとんどでしたが、中に5名の女子学生もいました。彼女らに現場でどんな仕事が希望かと聞いてみたところ「重機のオペレーター」や「ダンプの運転」と答えが返ってきました。
重機の操縦はこのカレッジで実際の重機を使って訓練しているとのことです。
説明会が終わり、学生からの質問では
「給料はどれくらい?」
「残業はあるのか?」
「キルギスの我々の技術レベルで問題ないのか?」
など、いきなり現実的な質問をされて、日本に行く期待の大きさを感じることができました。

説明会が終わり、学長から「いつから日本語授業を開始できる?1クラス何人までが良いのだ?」など、もうすぐにでも始める雰囲気で嬉しい驚きの連続でした。今まで地道に職業訓練校、職業訓練短大、大学で特定技能制度と技能実習制度の説明会を開いてきた成果を感じる一日でした。
まだ日本政府で育成就労制度が固まっておらず、得られる情報も不十分で将来の方向性を学校側に示せないのが歯がゆい部分でもあります。

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