職業訓練校で説明会
オシから車で南東に1時間ほど走った場所にあるノーカットという小さな町の職業訓練校で技能実習制度についての説明会をしました。
高校を卒業した学生が農業、自動車整備などの職業訓練を行う学校になります。今回は技能実習制度をメインに説明し、技能実習の延長として特定技能を説明しました。
大学の看護学科での説明会とは違い、いきなり海外で働く話が降って湧いてイメージできない様子でした。昔の東南アジアで研修生制度を説明した時の様子と似ていました。知人、知人の友人などが日本で働いて、その話を聞いてやっと実感が湧いてくれた15年以上前の時代です。
全体的に反応が薄い中でも熱心に説明を聞いてくれる学生もいて、説明会が終わった後に何人かの学生に声をかけてみました。熱心に話を聞いてくれた学生は「日本に行ってキルギスに帰って来れるのか?」など素朴な質問をされてしまいました。これも周囲の何人かが技能実習生や特定技能で日本行ってキルギスに帰ってきて、その話を聞けば意識が変わっていきます。
派手に技能実習生や特定技能の希望者を募集する方法もありますが、こうやって地方を回って地道に説明して回ると今まで見えてこなかった問題点や新たな発見などがあって、説明している我々も教えられる事が多々あります。